2012年4月5日木曜日

Star Trek:The Motion Picture 昔懐かし宇宙大作戦

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【懐かしのSF作人の劇場版第1弾】

 人気アメリカTVシリーズの「スタートレック」が1969年に終了した後、劇場版第1作目として1979年に公開された作品。
 当時4,600万ドルという巨額の資金を投じて撮影された。
 巨大な謎の物体が地球に迫って来た時、カーク船長(ウイリアム・シャトナー)はその調査のため、再び宇宙船エンタープライズ号の指揮をとる‥。
 上映後はサーファーズ・パラダイスの「STINGRAY」で、入場無料のコスプレ歓迎アフター・パーテイーもあり。


 オープニングムービーが宇宙SFなら、次は
 やはりこいつは見たい。
 「スタートレック:Star Trek」
 昔、テレビで毎週かかさず見ていた一作、「宇宙大作戦」。
 でも「スタートレック」の名前で覚えている。
 日本人は「大作戦」というのが好きなようで人気のあった大作戦は「スパイ大作戦」。
 ミッション・インポッシブルだが訳すと「不可能指令」といったところか。
 一番の驚きは物質転送装置。
 丸い台の上にのると、じわじわと消えていき、目的の地点にジワジワと現れ転送される。
 すごい、未来にはこういう装置が開発されるのか、と期待を持ったものだが。
 今では、物質の限界を超えることはできないというがわかってしまっている。
 
 さてなにしろ古い作品。
 1979年制作とある。
 今から33年前、つまり「1/3世紀」前ということになる。

 コスプレパーテーがあるという。
 ミスター・スポックも出るのだろうか。
 行かない。
 3ドル返してほしいな。
 相変わらずのクール・ジャパンの影響であろうか。



Star Trek - The Motion Picture - Trailer


Star Trek: The Motion Picture (1/9) Movie CLIP - Kirk Takes Over (1979) HD


Star Trek: The Motion Picture (2/9) Movie CLIP - Kirk Needs Bones (1979) HD



 Wikipediaから

 『スタートレック』(Star Trek: The Motion Picture)は1979年のアメリカ映画。
 『宇宙大作戦』のレギュラーを中心とした『スタートレック』の映画第一作。
 サブタイトルの頭文字をとって「TMP」という略称で呼ばれることが多い。
 原題を直訳すれば『スタートレック-映画版』となる。
 ノベライズの日本語版タイトルは『宇宙大作戦-スタートレック』である。

 ストーリー  
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 天体規模ほどもある巨大な雲状の「何か」が銀河系を進んでいく。
 その進路上で迎撃しようとしたクリンゴン艦や調査を試みたステーション・イプシロン9は攻撃を受け、消滅してしまう。
 進路の先には地球があり、迎撃可能な宇宙船は、5年間の調査飛行の後、軌道上のドックでの大改装を終えようとしていたエンタープライズだけであった。
 提督に昇進していたカークは地上任務に就いていたが、この危機に乗じて、再びエンタープライズの指揮を執る。
 犠牲を伴いながらも体制を整え、カークたちは地球までわずかの距離に接近した雲の中に「ヴィジャー」と名乗る謎の存在がいることを突き止めた。
 ヴィジャーは自らを造り出した創造者(クリエイター)を捜し、一体になろうとしているという。
 地球上にいる炭素ユニット(人類)達が創造者との交信を阻んでいると判断したヴィジャーはその抹殺を謀るが、機転を利かせたカークが創造者を教える条件で直接ヴィジャーに会いに行く。
 そこでカーク達は「ヴィジャー」とその「創造者」の意外な正体を知ることになる。

 視覚効果
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 当時の日本円にして100億円もの巨費を投じ、本編監督にはロバート・ワイズ、特殊撮影には巨匠ダグラス・トランブルとジョン・ダイクストラなどを起用して作られた作品。
 『未知との遭遇』『スター・ウォーズ』などのヒットによってSF映画の大規模予算での製作が盛んになり始めた時期(スペース・レースとも呼ばれた)であった。
 もともとテレビの人気シリーズだったものが莫大な費用と最新技術により本格的な映画化が行われるとあってファンの前評判も高かった。

 しかし、当初視覚効果監修に起用したロバート・エイブルとそのスタッフが、当時は未発達だったコンピュータ制御による撮影システムや3DCGの開発に時間と予算を取られ、公開日に間に合わないと判断され解雇。
 製作スケジュールが遅れ予算もあまりかけられないという状況で起用されたのが『未知との-』のトランブルと『スター・ウォーズ』のダイクストラだった。
 二人はエイブルの下で進んでいたデザイン案を白紙に戻して一からこの計画に取り組んだ。
 トランブルは『未知との遭遇』の機材・人材を投入し新型のモーション・コントロール・カメラを開発、プレミア試写会の前日まで作業を続けるなど厳しいスケジュールの下で多数のSFXシーンを完成させた。
 そのほか、U2のビデオで知られるTV畑のフィル・ジョアノーが視覚効果コンサルタントとして参加、また当時既に未来的なデザインで知られていたシド・ミードがヴィジャーの外観デザインに招聘された。
 最終版にはエイブルが関わったシーンも、ワームホールに突入したエンタープライズ船内のシーンが残った。

 当時の技術の限界から合成の痕跡が残っており、
 2001年にワイズ監督が監修した「ディレクターズ・エディション 特別完全版」
では合成作業がデジタル処理でやり直され、未完成だったヴィジャーの概観もより多くの部分が映る。
 バルカン星の風景などCGで作り直された映像、作り直された効果音に差し替えられた場面もある。

 映画公開後は大評判となり興業成績も良かったが、巨額の製作費・広告費が仇となってコストパォーマンスの悪さが際立つ結果となり、このシリーズは次作から手堅くジョージ・ルーカスが作ったSFX工房・ILMに特撮を依頼するようになる。

 皮肉な事に劇場版第2作は本作が到達出来なかった3DCGが大きな見所の一つとなった。


 同じくWikipediaから。

 テレビシリーズ作品リスト(邦題)
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括弧内は原題とよく使われる略称。

『宇宙大作戦』 (Star Trek, The Original Series, TOS)
1966年9月8日 - 1969年6月3日放映(本国での放映日。以下同様)。
全3シーズン、79話。
(西暦2264年 - 2269年)(設定年代。作中では宇宙暦が使われている)

『新スタートレック』 / 『新宇宙大作戦』 (Star Trek: The Next Generation, TNG)
1987年9月28日 - 1994年5月23日放映。
全7シーズン、176話(日本では初回と最終回が2話分とされ、178話になる)。
(2363年 - 2370年)

『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』 (Star Trek: Deep Space Nine, DS9)
1993年1月2日 - 1999年5月29日放映。
全7シーズン、176話。
(2369年 - 2375年)

『スタートレック:ヴォイジャー』(Star Trek: Voyager, VGR(Voyager) またはVOY (Voyager))
1995年1月16日 - 2001年5月23日放映。
全7シーズン、172話。
(2371年 - 2377年)

『スタートレック:エンタープライズ』 (Enterprise, ENT)
2001年9月26日 - 2005年5月13日放映。
全4シーズン、98話。
(2151年 - 2161年)


 劇場映画
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 オリジナルシリーズの終了後、アニメ版の製作放映を経て、劇場映画への動きが始まった。
 1974年にロッデンベリーは、劇場映画『スタートレックII』を1975年に公開しようと企画した。
 しかし草稿台本にパラマウントのOKが出ず、公開延期、テレビ映画への変更を経て企画は消滅した。
 1976年には再び『スタートレックII』の企画が立ち上がったが、この企画もまた台本草稿にOKが出ずに消滅した。
 1977年には新テレビシリーズ『スタートレック:フェイズII』の企画が立ち上がった。
 ただしスポック役のレナード・ニモイが舞台に出演中でブッキングできず、副官は新キャラクター、ゾーンとなった。
 この「フェイズII」が企画されている時期に、『スター・ウォーズ』のヒットをはじめとするSF映画ブームがおこる。
 そして劇場版へと企画が変更され、ニモイも出演を決め、『スタートレック』として映画公開されるに至った。

スタートレック (Star Trek: The Motion Picture) - 1979年公開(2271年)当作から6作分は TOS(『宇宙大作戦』)メンバーが中心となった作品。
スタートレックII カーンの逆襲 (Star Trek II: The Wrath of Khan) - 1982年公開(2285年)
スタートレックIII ミスター・スポックを探せ! (Star Trek III: The Search for Spock) - 1984年公開(2285年)
スタートレックIV 故郷への長い道 (Star Trek IV: The Voyage Home) - 1986年公開(2286年)
スタートレックV 新たなる未知へ (Star Trek V: The Final Frontier) - 1989年公開(2287年)
スタートレックVI 未知の世界 (Star Trek VI: The Undiscovered Country) - 1991年公開(2293年)

ジェネレーションズ (Star Trek: Generations、文庫本名「スタートレック7 - ジェネレーションズ」) - 1994年公開(2371年)当作からはTNG(『新スタートレック』)メンバーが中心。
ファーストコンタクト (Star Trek: First Contact) - 1996年公開(2373年)
スタートレック 叛乱 (Star Trek: Insurrection) - 1998年公開(2375年)
ネメシス/S.T.X (Star Trek: Nemesis) - 2002年公開(2379年)
スター・トレック (Star Trek) - 2009年公開(日本は2009年5月29日公開)(2250年代?)新キャストによるTOSメンバーが中心。
『スター・トレック』の続編 - 2013年5月17日公開予定、タイトル未定




 2001年にワイズ監督が監修した「ディレクターズ・エディション 特別完全版」だが下がそのトレーラーである。
 残念なことにトレーラーだけで1979年版との違いはわからない。
 通常DVDなどでは、この2001年版になるようである



Star Trek - The Motion Picture Directors Edition - Trailer


Star Trek The Motion Picture The Direcror's Edition Extras Trailer



 「劇場版第2作は本作が到達出来なかった3DCGが大きな見所の一つとなった」とあ第二作目をトレーラーで。

Star Trek 2: The Wrath of Khan Trailer




 【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】 



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